英語は環境が大事!日本人が英語に抵抗を感じる理由

英語は環境が大事!日本人が英語に抵抗を感じる理由

今更ですが、日本って英語、と言うかアルファベット表記多いですよね。これだけ英語教育に熱心で、至る所で英語レッスン教室や、英語学習本、オンラインレッスンなどなど恵まれた環境があるのに、英語って何かこう、習得し難いものと言うイメージがつきまといますよね。私は、帰国後もそれなりに英語を触れ合ってきていますので、それなりに英語力は維持しているつもりですが、やはり日本にいると、「英語感覚」のようなものが日々衰退していってる気がします。日本なんだから当然だろと思われると思いますが、ヨーロッパなどの先進国では母国語と同じくらい英語が日常に浸透しています。日本は、これだけの先進国でありながら何故こんなに英語を受け入れにくいのかを少し考えてみることにしました。

英語教育

根強く残る受験用英語教育

近年、幼少期から英語教育を導入したり、小学校でも英語を必修科目としたりと、グローバル化に伴い国際社会で活躍できる人材を育てる動きが出てきています。しかし、長年講義形式の教育を続けてきた日本の教育カリキュラムに、英語学習の時間を急激に増やせるわけでもないし、依然として人材の優劣を判断する指標となるのが、学校教育で培った学力になるわけですから、英語だけに時間を費やす余裕も実際のところないのが現状なのではないでしょうか。文法や語彙力は比較的高いけど、ほとんど英語を話せない日本人が多い理由もそこにありますね。

先日こんな記事を読みました。日本人の英語力 「お金かけても向上せず」 どうしたら上達できるのか?(参照:The Huffington Post Japan, Ltd)

日本と韓国共に、先進国であり経済的にも英語教育にお金をかけているのにもかかわらず、思うように向上していかない結果が続いているそうです。逆にフィリピンでは、公用語をタガログ語と英語とし、街中では英語表記を目にしたり、公共の場でも英語に触れる環境があるとのことです。文法など基礎的な教育を学校で学び、外では日常的に使える英語を学ぶことで、個々が英語に対してストレスを感じなくなっていることが分かりますね。学校だけで、英語教育を担うのは正直負担が大きすぎると思いますので、結局のところ皆に英語を話せるようにしたいのであれば、公用語にするとは言わずとも、英語に触れる機会を多くできるような環境作りを推進しないと難しそうですね。

和製英語の弊害

日本でも街を歩けば、英語の看板や英語表記、それに歌手も歌詞に英語を入れたりしているので、英語を目にしない日はないのです。けれども、そのほとんどは、日本特有の和製英語です。これは、日本の良いところでもあるのですが、自国色に染めるのがとても上手いのが日本人が気がします。欧米の文化を取り入れつつも、あからさまなパクリと思われないようなオリジナル感を出せるのが日本と言う国だと思います。メディアの影響が非常に大きいと思いますが、「リベンジ」と言う英語は復讐を意味する言葉ですが、よくTVなどでは、再挑戦と言う意味合いで用いられます。「スマート」と言う英語も賢いと言ったニュアンスを持つ言葉ですが、日本では体系を指す言葉として広まっています。JPOPなどを聴いていると当たり前のように歌詞中に英語が入ってきますが、結構おかしな感じだったりすることがあります。まあ、音楽の場合、韻を踏む際の便宜上、敢えて意味を無視して使っているケースもありますね。

少し脱線しましたが、こういった日々目にする英語は、実はアルファベットで書かれているだけで、かなり日本語なのに気がつくと思います。こうしたファッション要素の強い英語を日常に置いてしまう環境は、実はかなりドメスティックで、本物の英語を学びにくい原因なのかなと個人的には感じてしまいます。

あまりピンとこないグローバル化

英語社内公用語にしている(しようとしている)会社などは、実際に業務上英語を使う必要性がある社員であれば、覚える理由があります。でも、メイン業務がそうでない方にとって、「グローバル化って結局何なんだろう?」「関係ないのにTOEIC勉強させられて面倒だな」と感じる社員が出てもおかしくないと思います。相当先見の明がある方ならまだしも、ほとんどの方は、必要性を感じて習得する動機を見つけるわけです。ニュースや会社でも必ず出てくるグローバル社会は、もしかしたら多くの会社員の方にとっては、「最前線でバリバリ働くビジネスマン」や「外交官」のような限られた人材に当てはまる言葉なのかもしれません。仰々しい感じで英語の押し売りをした結果、大半の人には届かないメッセージになってしまっているのかもしれませんね。

確かに英語を話せたから年収1000万になるの?と言われればそうではありませんし、このまま英語を使わなくてもおそらく当分困らないと思います。それこそIT進歩でかなり精度の高い翻訳や通訳をしてくれるマシーンが登場する日はそう遠くないはずです。それでも、今後、国際化が進み、どんな会社にも、どの部署にも外国人が常駐する日がやってきたときに、普通に同僚(もしくは顧客)として何気ない会話をしたり、来たる2020年のオリンピックの際、観光客に「お・も・て・な・し」を率先したりする機会が間違いなく増えるはずです。受験などで猛勉強して習得する英語ではなく、外国人と繋がるための英語を学べるような環境を日常に浸透させていければなと願っています。

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